dw821memories’s blog

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【映画感想】日本統一56

 侠和会が何者かに立て続けにチンコロされ、それを探っていく展開。新しい人物が多数登場し、誰が何とどう絡んでいるかが少し分かりにくい。谷崎(マル暴)、浜田(オンラインカジノ決済代行会社?)、宮下(元岸本舎弟、浜田はフロント)、田宮(5000万給付男)と新たな人物をしっかり把握しないとよく分からなくなる。警察側は松宮と佐原で、松宮の元にチンコロが入ってきているらしい。谷崎、浜田はグル、宮下も取り込まれそうになっていたが3人とも今作のラストで全員死んで全体像は殆ど分からないまま終わる。松宮警部と浜田の間に何らかの人物が関わっているらしい。その人物や組織が今後の新たな敵らしい。その新たな敵の麻原彰晃風マーチの仮面の男は岸本と佐原を刺す。今作では全く状況が収束されない。

 前作まで七人会が出てきたが今作には全く出てこなくなる。渡辺裕之が突然亡くなってしまった為の急遽新たな転換かもしれない。侠和会を嵌める流れが当初は七人会の絵図だった可能性もある。山崎一門が「ファイト一発」とドリンクを飲むシーンは明らかに追悼の意味合いがあった。それから、『日本統一関東編』の最終話で明らかに鈴森が殺されるシーンがあったのに今作では彼が普通に出てくる。時系列的には今作の方が後になってくるはず。日本統一は必ず公開順に観ている。今作だけではいろんな状況が把握しきれない。次作以降でさらに盛り上がってきそうだ。