dw821memories’s blog

映画の感想などを書いていく予定です

【映画感想】日本統一60

 節目の第60話、DVDの表紙の氷室田村の顔付きが普段よりもイケメンになってる。内容の密度もスピード感も上がっている。前作ぐらいから少しだけバイオレンス色が強まってきていて派手な銃撃では遂にマシンガンまで掻っ攫って乱射したり、シャブの密売人の股間に拳銃を突きつけたり、氷室が「雑魚はどうでもいい。上から殺す」と展開や台詞回しもヤクザ映画らしくなってきた。どんどん残酷になって派手になって欲しい。

 丸神会迫田組の迫田、岩尾が今の日本統一で最高のオーラがある。敵だけど味方のような、岩尾は田村悠人の友達説も度々本作の中で語られている。今作の乱闘シーンで田村vs岩尾の殴り合いがあって、トドメに氷室が鉄パイプで禿げた岩尾の頭を叩くシーンは中々面白い。今後の侠和会と迫田組がどう戦っていくのか。ソフトムードではなく本気で全力でぶち当たってどちらかが死んでしまうような怖い展開に期待したい。

 杉政組の枝の組織と久米島一家の枝の組織がシャブ、武器密輸で絡んでいて、そこには親や上部団体の丸神会は絡んでなく、さらに別の黒幕がいるみたいで彼らがテロを起こそうとしていて、それが警察関係者と繋がっていて(松宮が怪しい?)、少し話の脈絡が難しい。沖田学も密かに絡んでいるような描写もあった。黒幕は前に出てきた宗教団体とはまた別なのか?色々と訳が分からない状態で終わる。東友会、七人会、宗教団体、枝の組織、そして謎の黒幕。いつになったら丸神会と本当の直接対決になるのだろうか。ある意味、引き延ばして先が何となく気になってしまう作り方が上手いと思う。次は遂に最新作『日本統一61』、やっと追いついた。