dw821memories’s blog

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【映画感想】日本統一50

 節目の第50話、みんな一斉に床屋に行ったらしく、俳優の多数が新しい髪型で登場!!今作は説明シーンが多く関東進出の侠和会に新たな敵組織、七人会が出てくる。そもそも当初、関東は丸神会が全て仕切っていたような話だったのだが、東友会や今回の七人会が後付けで出てきた印象はある。さらに七人会は最初から分裂気味の四国会のような雰囲気があって到底侠和会に太刀打ち出来そうにもなさそうだ。そして丸神会の迫田や岩尾がどんどん良い人になってきた。この先仲間になるのか、それとも戦っていくのか。七人会との戦いは丸神会との戦いの前座のような気がしてならない。

 侠和会が日本最大のヤクザ組織という設定で、しかも主人公の氷室田村の出世が余りにも早すぎた為(既に侠和会のナンバー2と3)、たとえ新たな敵組織が出てこようとも脅威感がない。山崎メンバーも出世が早く全員組長なのだが全く組長っぽくなく下の人間も殆ど出てこないため若い組員みたいだ。ヤクザに付き物の内部抗争を引き起こそうにも今の山崎メンバーのノリでは無理な方向転換になるかもしれない。そんな中、スジモノとグルになっていた政治家や警察などの国家権力が侠和会に立ちはだかるという流れも出てきた。強すぎる侠和会の敵に相応しくないと話が軽くなりすぎてしまう。最大の敵は誰なのか。やはり再び氷室蓮司vs田村悠人(大宮和也風)の内部抗争が一番盛り上がりそうな気がする。