節々にアバウトな状況が目立つが中々面白い回。ゲーム風、マンガ風の描き方。斎藤と南田が江崎を先走って殺害するも話し合いで解決。大場信二が暴走する場面に流れる音楽が漫画っぽく、斎藤が自転車を武器代わりにするシーンは『龍が如く』みたいだ。南田がカチコミをして敵の腹を明らかに射撃したのにその後同じ人物が普通に出てくる。その事件の後「その後地下に潜った」（身を潜めるという意味？日本統一に時々出てくる表現）とナレーションが入って小休止。南田正明と大場信二にもう少し深い因縁が描かれるかと思っていたが特になく（本当の双子の俳優を起用している為）、父親違いの兄弟の設定。事後処理は尾道の警察が早々に打ち切ったとして一件落着。南田も刑務所に行かずに済んだ！西日本睦会の跡目策略計画の先が前作で大体分かってしまうのは少し惜しいと思った。
一連の出来事はリアリティに相当欠けるが物語としては面白く、日本統一にまた一つの新しい流れを感じた。斎藤が山崎メンバーと再会するシーンは本当に「久しぶり」という雰囲気があってリアリティがあった！中川組長の見舞いはどうなった！？
