dw821memories’s blog

映画の感想などを書いていく予定です

【映画感想】日本統一26

 琉球会の枝の幹部の川谷暗殺作戦や極山会のゴタゴタが途中であっけなく終わる。川谷暗殺作戦でパイナップル(手榴弾)や機関銃をぶちかますと威勢の良い事を言っていた次の瞬間、川谷組の暗殺部隊に捕まり、その後アジトで指がそこら辺に落ちていたり久々に過激な描写があって中々面白い。丸神会内極山会北見一家分裂騒動も「神農の意地を見せる」とさらなる展開を期待させておきながら、いきなり会合で銃撃が始まり、主犯格は死亡、北見は出頭で話は白紙状態になり一件落着。さらにクセのあった大阪のマル暴まで突然、走ってくる車に押し込まれて死亡!!この先、色々ストーリーに絡んでくると思われたマル暴が、いきなり死ぬ。いくつかのストーリーが人物の突然の殺害で収束されていて、起から結へ一気に進みすぎている印象もあった。

 しかし一気に進んだにも理由があって、今作のラスト15分で予想だにしない急展開が。小料理屋の女将が遂に侠和会の姐さんになって和やかな雰囲気で話が進んだ後、なんと三上組組長渋谷が!!衝撃の展開に、さらなる衝撃、侠和会分裂!木島が渡部と企んでいたのはずっと描かれていたけど、そこに何故か村上、熱田組、重光一家、そして馬場まで加わって侠和会脱走、新団体名は「侠尽会」。これは第二の信闘会になるのだろうか。どうしても次が気になるところで終わる。

 日本統一は2ヶ月に一本のペースで製作されていて、今までの分は順番に観ることも出来るけど、例えばこのまま気になる状態で2ヶ月待つのはちょっと長い気もする。だけどそこが人気の下支えになっているとも思う。一気に全部観ようとすると長いけど、新作のペースは2ヶ月おき。最近の自分のペースは日本統一と別の映画の2本ずつ借りてくるのが習慣になりつつある。