dw821memories’s blog

映画の感想などを書いていく予定です

【映画感想】日本統一22

 些細な事が大騒動になる。丸神会豊中組がカタギと喧嘩して、そのカタギが跳ね返って極山会系進友会のたこ焼き屋の店員の腹を刺して死なす。火種がでかくなり、その状況を極山会植木(ムショ兄弟)が氷室に相談して事態はますます悪化。祭りの喧嘩が極山会と丸神会の抗争に発展し、そこに侠和会が首を突っ込む。抗争をなくしたいのか発展させたいのか、色々と考えさせられる。

 出所した川上が丈治を殴る場面が面白い。川上曰く、丈治は甘やかされていい気になっている。座布団は川上の方が上(山崎組若頭)。将来的に丈治を四代目山崎組組長にするのは氷室の意向で川上にも伝えてある。丈治がやぶれかぶれで怒鳴るシーンが笑える。敢えて怒らせて丈治をその気にさせる教え方がうまい。

 氷室と田村がそれぞれ丸神会幹部を暗殺する場面はあまりにも唐突に感じた。極山会と丸神会の抗争なのに勝手に割り込んで殺す必要があるのかないのか、いまいち分かりずらかった。若宮が進友会の葬儀に行くと言い出した時、元敵の鶴見も「俺も行く」と言ってくれたり、一つになりつつあった。後半で氷室が若宮に考えを聞く場面があって、そこから急にシーンが切り替わって暗殺場面に。若宮が何かを伝えた、お願いがあった、そう匂わせるシーンだが何を言ったのかはわからない。

 カタギになったはずの元工藤組幹部がまたまた氷室暗殺計画を企てている。川谷と氷室のタマを取れば侠和会に復帰できるとの事。本当にそれが上手くいくのか?続きが気になる。