dw821memories’s blog

映画の感想などを書いていく予定です

【映画感想】日本統一16

 流れ弾でカタギに犠牲者が出た為に工藤会長が停戦指示、物語もスローな展開に。今までの日本統一で一番ゆっくりしたペースかも。

 侠和会として仕返しが出来ないため、氷室が「例の奴らを使う」とし田村が「もうカタギだから大丈夫」と話す。てっきり以前のシリーズで登場した人物、例えば元信闘会会長でも出てくるかと思ったら違っていて、全く新しい元ヤクザらしい三人組での作戦となる。作戦も淡々と進み、坂下組長らもあっけなく取られる。坂下組長は死ぬ時に「俺は身内は売らん!」とラストメッセージ。たぶん言葉通りの意味だろうが、前回で少し怪しい動きのあった馬場組長は事件に全く関係してなさそう。あの京都でバッタリ出くわした時の怪しいカット割りは一体何だったのだろうか?

 関東の丸神連合三田組組長秋本照政が氷室蓮司に「将来ぶつかったら、その時どうする?」と話す。氷室蓮司が「お互いテッペン取って丸く収めよう」と言うのかと思ったら「テッペン取った後、その時は徹底的にやり合おう」と将来の戦争を示唆。なるほど、そう来たか。これは面白い展開になると思った。氷室蓮司と秋本照政は熱い友情で結ばれているが、お互い別々の大組織の人間。『北斗の拳』のケンシロウラオウみたいに旧知の深い間柄の男同士が最終的には戦うみたいな。いろんな敵に出会うが結局、最大の敵(ラスボス)は最初から身近にいた男。こういう展開は何故か男心を擽るものがあるね。

 名古屋を取り込もうとする西日本睦会vs侠和会。四国も東北も侠和会が強すぎて戦争は一方的に終結。西日本睦会もそこまで強くはなさそう。次は『日本統一17』、順番に観ていく。