dw821memories’s blog

映画の感想などを書いていく予定です

【映画感想】劇場版 山崎一門 日本統一

 Vシネマの本編よりもカメラワークやカット割りなどの映し方が映画っぽく感じた。本編では同じ角度で一発撮りしたような場面も多いが今作は劇場版というだけあって少し違う。ビルの爆破シーンで久しぶりにCG演出がある。日本統一本編でもCGをもっと入れて欲しい!人物テロップが今作にはない。普通の映画のように話の中で誰なのか分かるようになっていて本編でもそうした方がいいようにも感じた。本編では脇役の川谷雄一の住み込みの用心棒の2人、サトルとタクが山崎一門と行動して活躍する。一方、何故か途中から宇垣竜次がいなくなってしまう。一体何が起きた!?

 作品全体のノリが常にアクセル全開と言おうか、山崎メンバーが常時「しゃあ!」「わー!」「オー!」「コロスゾー!」「よっしゃあ!」「ウォーシュ!!」と大声のみで騒ぎ続ける。随所に入るコミカルな演出も常にアクセル全開すぎて笑いに大切な「間」が無さすぎるようにも思えた。一番面白かったのは石沢勇将が一瞬たけしを真似て「ファッキンジャップぐらい分かるわこの野郎」と言う場面。言うタイミング、間が噛み合うとギャグが活きてくる。川谷雄一と坂口丈治が思い出話をする場面も良かった。丈治が黒幕の通称「マッドボンバー」に大ウケする理由がよく分からなかった。

 明るさと元気を与えてくれるような内容で、真似して実際に山崎一門みたいに声に出して「よっしゃあ!」「ういッシュ!!」と形から入ると本当にそんな気持ちになってくる。声に出して真似すると本当にそんな気分になる。元気がない時には形から入って真似てみよう。