dw821memories’s blog

映画の感想などを書いていく予定です

【映画感想】日本統一47

 日本統一の役者が総動員で人物テロップが今までで一番多く表示された。広島編が終わってキリのいいスタートの今作で長谷川大輔がいい味を出してきて、侠和会内部で自分の立ち位置に焦る様子、他の山崎メンバーと意見の食い違いで少し言い争いになったりで仲良し過ぎるムードに刺激が入ってきた。しかし元々脇役の長谷川なのに今作で突然出番が増えてきて「これはヤバい流れだ」と途中から直感的に分かってくる。予想通りヤクザの喧嘩に巻き込まれて蹴りをぶちかまされた後、脳が腫れて意識不明の重体に。前から気になっていたのだが『山崎一門』シリーズの表紙に途中から長谷川だけがいなくなっていてどうなっているのか気になっていた。日本統一は順番に観ていて、まだ観てない回は出来るだけストーリーなどをネットで見ないようにしている。焦る長谷川がいい味を出していたのだがこの先どうなるのか、かなりヤバそうな流れだ。

 ガセを流された右翼のボスと氷室蓮司の会話が強く印象に残り、「声を上げなくても伝わってるはず」や「日本人はそこまで馬鹿じゃない」など昨今の社会的問題に喝と勇気を与えてくれる台詞だと思った。コロナ禍で日本人の馬鹿さ加減が色々浮き彫りになったが、この日本統一ではコロナ関連を一切本編に反映させないという大英断をしてくれた。出来すぎる氷室蓮司が長谷川の危機を察知して病院に電話、ヒットマン襲来真っ最中で『日本統一48』に続いていく!!