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【映画感想】スター・ウォーズ エピソード7/フォースの覚醒

 旧三部作、新三部作と順番に観ている。今作は続三部作の一作目。エピソード6から32年後の制作で物語の中の時間もちょうどそこから30年程経った設定。今までのシリーズの中で台詞が比較的少なく、話の展開は分かりやすく感じた。

 過去作を観てきて今作を観ると色々と状況が分からない場面があった。まず帝国軍との戦争はどうやら終わってなくて、その残党がさらにパワーアップしている。超巨大な新デススターも出てくる。エピソード6でのラストは戦争が完全に終結したような雰囲気だったが、違っていたようだ。エピソード6と7の間に相当ストーリーが継ぎ足せそうな感じがした。

 ストームトルーパーにも追加の設定があって最初は訳がわからなくなる。エピソード2でストームトルーパーは実はある人間のクローンだったという結構深い設定があったのだが、今作ではいきなりトルーパーがヘルメットを取ったと思ったら普通の人間で、そこから寝返って重要な役柄になる。帝国の将軍の話によるとクローン軍はあるのだが普通の人間を子供の頃から軍事訓練させてトルーパーにしている部隊もあるという設定みたいだ。クローン軍は遺伝子操作もされていて従順になるように作られていたはず。何故わざわざ普通の人間をストームトルーパーにしたのか、その辺りの説明は今作にはない。

 ライトセーバーの柄が一回り大きくなっているような気がした。ある箱からルークのライトセーバーが出てきた時、最初それがそれと気が付かなかった。何かの機械装置に見えた。

 ハンソロ、レイア、そしてルーク、みんなやっぱり歳を取ったな。32年の歳月は、重い。そしてストーリーも驚愕な展開へ!まずは同窓会みたいにみんな揃ってもよかったのではと僕は思った。勢揃いする前に、なんとハンソロが!神話的なキャラクターを死なすという、かなり大胆な展開だと思った。ハンソロとレイアとの間の子供がダークサイドに落ちてしまっていて、理由はまだよくわからない。ルークと深い関係がありそうだ。

 新デススター(スターキラー)破壊のシーンがいまいち状況が分かりずらかった。シールドを解除する為にハンソロ達が乗り込んだのはてっきりスターキラーとは別の惑星か何かで、雪が積もっていて木が生えてて、そこでレイとカイロレンが闘う場面すらある。そこからスターキラーのバリアのエネルギーを放出している施設を破壊しに行っていると思ったのだが、どうやらそこがスターキラーの一部だったらしい。確か『帝国の逆襲』で似たようなシーンがあって宇宙にいる戦艦のシールドは地上の惑星から送られていたような。それと状況が被ってしまった。味方の戦闘機の攻撃もただの地上の惑星の施設に向かって撃っているようでスターキラーに見えない。最後に惑星が爆発してファルコンと仲間の戦闘機が脱出したのが見えた時に「あれ、今爆発したのがスターキラーか?」と自分が勘違いしているのにやっと気が付いた。別々の惑星の両面作戦と勘違い。これ、明らかにスターキラー全景やそこに戦闘機が突入する場面のシーンが足らないような気がする。説明のシーンでスターキラーとデススターを比較する場面があったから余計に間違えた。スターキラーが惑星の一部だったとは思わなかった。

 それにしてもレイがちゃんとルークに顔の特徴がそっくりで、ピッタリの役だ。エピソード7では親子と断定はしてないけどまず間違いなさそう。次は『ローグワン』、制作年順に観ていく。