dw821memories’s blog

映画の感想などを書いていく予定です

【映画感想】日本統一30

 藤代組の跡目継承問題でついに侠和会vs丸神会へ。棟方は鶴見に殺された?たぶん違うと予想。あれはやっぱり自殺。鶴見は殺していないだろう。氷室の思い込み。直筆の遺書で「蓮司」と名前で書いてあったのは確かに違和感はある。それでも自殺だったと僕は思った。困ったフリをする中国人に藤代組四代目が殺される。これが侠和会vs丸神会の戦争の火種になっていくのだろうか。またまた先が気になる所で終わる。トラの人物紹介テロップが初めて表示された。大成虎雄(川谷組若頭悠成会会長)。

 今作で衝撃的な展開がある。それは秋本照政の死。第一話から登場していた主要人物の死。対立組織だが氷室と兄弟分で、その状況の中で今後闘っていくのが面白そうと期待していたのだが、末期癌であっけなく死んでしまった。秋本が眠る霊安室でいきなり氷室と鶴見が殴り合いの喧嘩をするのが迫力がある。さらに若宮猛が「いい加減にしろ!!」とドスの効いた声で怒鳴る。若宮がいい味を出している。どんどん凄くなる若宮。今後は若宮との関係性がさらに鍵を握ってくると感じさせたが、なんと、すぐにさらなる衝撃的な展開が!それは若宮猛のカタギ宣言。秋本を丸神のトップにするという夢が絶たれ、糸が切れたとの事。急遽、横浜時代から続く氷室の兄弟分二人との別れ。敵組織に古くからの兄弟分がいる中でどう闘っていくのか、どういう結末になるのかを楽しみにしていたが、いきなり予想だにしない終わり方に!ちょっと勿体ない気もする。特に若宮猛は大宮和也級の独特な存在感を出しつつあった。例えるなら仲の良かった友達が突然引っ越すような喪失感と言おうか。一つの時代が終わった。次のステージへ、『日本統一31』にまだまだ続く!