感想、『ソウ ザ・ファイナル』もう最高！！最高すぎる！！最後にエンドロールが流れた時、僕は2分ぐらい衝撃の感傷に浸っていた。よく考えて作ってあるものだと、感心した。
ソウシリーズは毎回、冒頭は残酷なゲームから始まる。今作の冒頭ゲームは遂に街のど真ん中で始まる。今までは暗い室内だったが、ファイナルらしく、もう行くとこまで行ったる感があり、野次馬が集まる中の残酷すぎるゲームは見応え十分。物語の途中のゲームでも、タイヤに頭が轢かれたり、人と車がワイヤーで繋がってそのまま発進でバラバラになったり、その描写がさらにリアルに感じた。夢の中でジルがバラバラになる仕掛けも迫力がありすぎる。
ラストゲームを飾るのは、ジグソウのゲームから生還したという真っ赤な嘘の経歴でカリスマになり、金儲けを企んだ男がターゲット。回想シーンでの男のサイン会でジグソウが並んでいるのが笑える。男にとってもうこの時点で万事休すだったか。捕らえられたのは男とその共犯者達。ボルトで頭が貫通、首吊り状態など、全部ゲーム失敗で、最後は自分の嘘の武勇伝をやってみろと言わんばかりのゲームが行われ、これも失敗、酷い結末となりゲームは終了する。
物語のフィナーレはホフマンとジルの闘いに突入する。凄惨な結末があり、もう本当にソウシリーズはなりふり構わず、主要人物だろうが誰だろうと関係なし！！ビビる展開から束の間、最後の最後の最後、衝撃のクライマックスへ！！気になっていた『ソウ5』の置き手紙、『ソウ6』の謎の茶封筒、そして重要な「ある人物」、全ての伏線が一気に収まってくる。なるほど、そういう事だったのか！！全く予想出来なかった。シリーズを一気に畳みかける驚愕の「超伏線」、本当の後継者は・・・そうゆう事だったのか！！！
ソウシリーズのラストに相応しい、衝撃のエンディングだと僕は思った。ホラー映画が好きな人、どんでん返し系が好きな人はぜひともオススメのシリーズだ。また、ソウシリーズは完全にストーリーが繋がっている。初代からファイナルまで細かい部分も繋がっているので最初から順番に観る事を強く勧めておく。1シリーズは90分ぐらいで長くもなく短くもなくちょうどいい。ソウシリーズ、最高！！
まだ続きがあるらしい！次は新章『ジグソウ:ソウ・レガシー』。借りてくる。
