dw821memories’s blog

映画の感想などを書いていく予定です

【映画感想】日本統一6

 田村悠人は氷室蓮司の自宅に乗り込み、殴る蹴るの大暴れ!!ストーリー上の時間は前作から1日も経っていないと思うが、田村の髪型が少し伸びててカッコ良くなってる。スーツも決まっている。顔付きも大宮和也みたいに貫禄が出てきた。
 
 今作は氷室が山崎組に移ることが軸の展開で会話の場面がほとんど。田村悠人は大宮組の二代目になり氷室が抜けた後の三上組の若頭になる。氷室蓮司は山崎組組長の川谷雄一と盃を交わし、川谷組の2代目となり龍征会は甥の菅谷謙太に譲った。龍征会も氷室についていき、山崎組は侠和会のトップの直参になった模様。また、刑務所の野球大会で頭をフルスイングされて死んだと思われていた子分がまだ生きてた!2代目川谷組組長になった氷室に仲間と挨拶に来る。死んだと思っていたメンバーが実は生きてる展開はなんか嬉しい。
 
 今作で最も印象に残った場面は墓参りで氷室と田村が無言ですれ違うシーン。仲の良かった熱い男同士の対立、『ちびまる子ちゃん』の大野と杉山みたいだな!!熱い絆があったぶん、いざ対立してしまうと溝も深くなってしまう。元々、田村悠人は山崎組の頭の仇を討った事で刑務所に入った。さらに川谷と三上は友好関係にある。そんな中、氷室が別の組ならともかく、事情の上で山崎組の盃を受けるのだから、侠和会にとっては問題はないはず。考えようによっては山崎組に引き抜かれる氷室を喜んで送り出してあげてもいいとも感じた。でもそれは違う。それでも納得がいかないのが田村の考え。第二の大宮和也、田村悠人。極道としての筋を通し抜く。
 
 侠和会は大阪の大和会が信闘会の残党を引き抜いて規模を大きくしていることを懸念し、行動に出る。大阪でついに戦争勃発へ。そしてそこで功績を上げたほうが侠和会の次期若頭となる。川谷雄一か三上哲也か。親を次期若頭にすべく、氷室と田村の事実上の闘いが始まる!続きが気になる、次は『日本統一7』。