dw821memories’s blog

映画の感想などを書いていく予定です

【映画感想】スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃

 ブルーレイ版。もう20年前の映画だが既にCGなら何でも表現できるレベルに到達している。CGでの架空の映像表現はもちろんの事、俳優のスケジュールの事情で同時に撮影が出来ず、後にシーンで特撮で登場させている場面は解説がなければそれが合成とは絶対に気がつかない。何でも出来てしまう。空のカーチェイスの場面やクローントルーパーはゲーム風の映像に感じたが、それだけ最近のゲームのグラフィックは向上したのだろう。

 
 解説の中でアナキンにはシャイで不器用な部分もあるとあったが、僕には全く理解できない!シャイどころか、マセすぎてるんじゃないか?動物の上から落ちて死んだふりしてパドメを心配させて駆けつけさせ、うつ伏せから仰向けになった途端、満面の笑みでからかう。感情の揺さ振り攻撃を熟知している。余裕がある。アナキンとパドメがメチャクチャ仲良さそうなんだけど。ひょっとするとシャイの基準が欧米と日本では違うのではと思う。ダンスの文化も日本にはないし、その辺の感覚は違うかもしれない。
 
 タスケンレイダーどもにアナキンの母が殺されてしまい、悲しみ怒り狂ったアナキンはタスケンどもを皆殺しにする。このシーンは出だしの少ししか描かれていないが、もっと長く観たかった。で、アナキンがパドメにタスケンどもを皆殺しにしたと打ち明けるシーンで初めてダースベイダーのテーマが流れる。暗黒面に突入するきっかけと思われる。しかし今作でのアナキンにはまだまだダースベイダーのカケラもない。次作で何が起きるのか。何となく予想はつく。
 
 処刑場で乱闘になるが、R2-D2がいつの間にか工場地帯から到着している。3POとR2-D2のコミカルなやり取りはやっぱり面白いが、解説によるとこれは日本の映画『隠し砦の三悪人』を参考にしたとのこと。昔の日本の映画がスターウォーズに影響を与えていたのは少し意外。
 
 最後、ドゥークーが飛行船で逃げていく時に当たるはずもないようなブラスターで攻撃するシーンがあるのだが、やはり『スターウォーズ』に置いての銃の役割は実際に敵に攻撃してダメージを与える意味合いではなく、場面の繋ぎで入れている印象がある。本当の戦いはライトセーバーのみ!ヨーダが実は強かった!
 
 次は『エピソード3』、順番に観ていく。