dw821memories’s blog

映画の感想などを書いていく予定です

【映画感想】日本統一4

 氷室蓮司と田村悠人はそれぞれの刑務所へ。最初に思ったのは受刑者が坊主になっていないところ。恐らく俳優達の事情と思われる。刑務所の中はフワフワした感じで今までの極道の重厚な雰囲気がなく、軽いノリで予想通り喧嘩が始まる。だがこれはこれで面白い。
 
 田村は受刑者となっている事から極刑は免れている様子。上田一人の罪状で済まされている事が伺える。受刑者の三上組系の親分、大宮和也と親しくなり、ムショの中で盃も受ける。ハトが飛んできて田村が幹部になったとの連絡も。ハトが飛んでくるとは新しく刑務所に入る人間が外の情報を預かってくる事らしい。
 
 氷室の状況も粒が揃いすぎてる。同じ工場で横浜時代にロシアンルーレットを挑んだ秋山(哀川翔)、さらによりに寄って信闘会の残党の敵対組員と過ごすことに。こういう状況は実際にはありえるのか!?信闘会残党と度々喧嘩が起きまくる。で、受刑者同士の野球大会がメチャクチャ面白い。何気にチームの振り分けがちゃんと氷室派と信闘会派に分かれてる所が面白すぎる。バッターボックスの氷室はわざとバックステップをして相手ピッチャー(リーダーの男)に痛烈なライナーをぶちかます。チェンジ後、ピッチャー氷室の投げたボールを相手バッターもわざとバックステップして、今度はなんとキャッチャーの頭をフルスイングして叩きのめしてしまう。たぶん死んだ模様。頭をぶちかまされた仲間に駆け寄る氷室。死んだ仲間を抱き抱えながら相手リーダーを睨みつける。それは『ロッキー4』で親友アポロがドラゴに殺された時にスタローンが睨みつける表情と同じだった。ああいう状況なら漢ならみんな同じ顔になるって事がわかる。野球大会後にすぐに工場で喧嘩が再開して、ついに氷室vs信闘会残党リーダーの闘いが始まる!!氷室のピンチで秋山が道具をパス!『龍が如く』ばりのバトルが展開する。ラストは氷室がカウンター溜め避けを実行し、突っ込んだリーダーは鉄パイプに刺さってしまう。たぶん死んだ模様。さらに恐らく秋山が刑務官と組んでいて、それが事故で処理された模様!刑務所でも騒ぎが起きすぎる!氷室と秋山に友情が芽生え、兄弟分となる。横浜丸打組系と友好関係へ、氷室は刑務所の中ですらその勢力を広げていく。
 
 侠和会では氷室を三上組から川谷率いる山崎組に移す話が出る。先が気になる!次は『日本統一5』。