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【映画感想】スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス

 ブルーレイ版を観た。旧三部作は観終わっている。初めてエピソード4を観た時と同じように、ストーリーの脈絡がいまいち掴みづらかった。元から三部作という前提で作られているためか、やや盛り上がりに欠ける印象。エピソード1から3の最大の関心事はなぜアナキンがダースベイダーになったのかに尽きるが、本作ではまだまだその部分は描かれていない。皇帝が味方を装っている。旧三部作を観た人ならたぶん気がつく。 個人的にはオビワンのヘアスタイルが面白かった。短髪だけど一部が結んであって、最近ああいうチョンマゲ風が流行ってる気がするんだけど。

 CG全開の作品で、もう20年以上前の映画なのに風景や乗り物の質感は物凄くリアリティがあった。既にこの頃からCGのレベルはとても高い。音声解説によるとキャラクターの服やそれが重なる表現が難しいとの事。なるほど。宇宙船やSF風の景色はCGで描きやすいのはわかる気がする。一方、服はそもそもCGじゃなくても存在しているから、表現が余計に難しいのかも。最近観た『ターミネーター ニューフェイト』のオープニングで人物の若い頃の顔が完全にCGで描いてあるけど、これがもう実写そのもので驚いた。本物と区別がつかない。機械とか風景はCGで描きやすくて、一方ただの普通の人間の顔などは違いが分かりやすくて難しいんだろうけど、ついにあそこまで出来るのかと思った。
 
 スターウォーズを観てて思ったことは、銃の撃ち合いのシーンに「死」を感じないこと。戦闘機やライトセーバーのシーンは誰かが死ぬかもしれないという緊迫感があるが、ピストルで撃ち合うシーンにはそういったものが感じられない。まるでシーンの繋ぎを見ている感じとも言おうか。たぶん主要人物がピストルで死ぬことはないんじゃないか。
 
 次はエピソード2、順番に観ていく。