dw821memories’s blog

映画の感想などを書いていく予定です

【映画感想】スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲

 ブルーレイ版を観た。終わり方が完全に続編を想定していて、やや盛り上がりに欠けるというのが率直な感想。例えば初代ターミネーターのように続編を感じさせるものの一つの作品として完結しているのではなく、完全に「続く」の感じで終わる。例えるならロッキー4でロッキーがソ連へ向かう飛行機で離陸したところでスタッフロールが流れるみたいな。ん〜、確かにこの終わり方をすれば誰でも続きは観たくなるに決まっている。三部作を絶対に興行的に失敗してはならなかった、それが伝わってくる。だけどそうする事でこの作品自体の中途半端な感じも否めなかった。ストーリーは思っているよりかは背後の描写や伏線の回収が少なく感じた。ラストでルークとダースベイダーの関係が明かされる事ぐらいか。で、このシーンの撮影秘話が面白く、なんとベイダーがルークに親子だと明かす肝の台詞をルーカスは監督にまで隠して撮影したということ。後から編集で台詞を変えて本当のシーンにしたらしいが、監督にまで最後まで知らずに作ってそれまでのストーリーの脈絡や演出は大丈夫だったのかと思った。凄い。

 

 一つ気になっていた事があるのだが、この時点でオビワンはもう死んでいる設定なのか?てっきり前作ではどこかにワープでもして生きている描写に見えたのだが、ブルーレイの音声解説によるともう死んだことになってるらしい。自分は本当にスターウォーズを初めて観るからよくわからないんだ。ダースベイダーの傷だらけのスキンヘッドに過去の因縁を感じた。次作でいろんな伏線が収まってくると感じさせる。

 

 次はエピソード6。順番に観ていく。